残留塩素と不連続点塩素処理
水道水へ塩素を注入して行くと、一定量まではアンモニアや有機性窒素化合物と反応し結合残留塩素になり、更に塩素を注入していくと、結合残留塩素と遊離残留塩素が反応し、ともに消滅していき、残留塩素がゼロに近い(殺菌や消毒の効果がない)状態になります。
水道水中の残留塩素がゼロに近い、塩素の注入量が不連続点です。
不連続点から、また更に塩素の注入量を増やしていくと、再び遊離残留塩素が増加していき、「殺菌」「消毒」効果のある水道水になります。
不連続点を越えた遊離残留塩素による塩素消毒を、不連続点塩素処理と呼んでいます。
不連続点塩素処理では、水源の水質により不連続点の位置が左右されるため、水質変化の激しいときには、塩素注入量の決定に熟練した技術が必要とされています。
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水道水中の残留塩素と不連続点
浄水を行った後もなお、水道水に残るアンモニアや有機性窒素化合物は、遊離残留塩素により全て結合残留塩素に変化していきます。
しかし、結合残留塩素自身も、過剰の遊離残留塩素によって分解され、消失していくことになります。
全てのアンモニアや有機性窒素化合物が結合残留塩素に変わったあとも、更に塩素を注入していくと、結合残留塩素が遊離残留塩素と反応して消失していき、一定量の注入でふたつの残留塩素はゼロに近くなります。
つまり、水道水へ塩素を注入しても「あるポイントまではアンモニアや有機性窒素化合物と反応し残留塩素」になり、更に塩素を注入すると「結合残留塩素と遊離残留塩素が反応し、ともに消滅していく」が、一定の塩素量で結合残留塩素と遊離残留塩素がゼロに近い(殺菌や消毒の効果がない)状態に
なります。
水道水中の残留塩素がゼロに近い、塩素の注入量を不連続点(ふれんぞくてん)と呼びます。
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水道水の殺菌原理と残留塩素
水源となる川やダムの水から取り入れ、水道水にするとき、塩素化合物により消毒します。
塩素(塩素化合物)を水道水に溶かせば、塩素と水が反応して、次亜塩素酸と塩酸とが発生しますが、水の中にあるため次亜塩素酸の一部は、次亜塩素酸イオンと水素イオンに分かれます。
次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンは、「遊離残留塩素」や「遊離有効塩素」と呼ばれていて、強い酸化力により、病気の原因となる微生物やウィルスなどの、細胞膜や細胞壁を破壊します。
細胞膜や細胞壁を破壊された病原生物は、内部の蛋白質やDNAなどにまで遊離残留塩素の影響が及ぶため殺菌されることになります。
水道水中の微生物細胞を、有効塩素により破壊することが殺菌の原理です。
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結合残留塩素
塩素処理は、殺菌・消毒のため行われますが、水道水の中には酸化力のある塩素(残留塩素)残っています。
水道水の中に残る、残留塩素には、遊離残留塩素と結合残留塩素(アンモニア、有機性窒素化合物等と結合した塩素)があり、イオン化した塩素とは化学的な性質が異なっています。
「結合残留塩素」には、NHCl(モノクロラミン)、NHCl2(ジクロラミン)などがあります。
水源となる川やダムの水にある排泄物や動植物の死体などを原因とするアンモニアなどは、一般的な浄水場の処理だけでは全て取り除けないと言われています。
遊離残留塩素は、水道水中の取り除けなかったアンモニアなどと反応してクロラミンになりますが、クロラミンの中でも、モノクロラミンとジクロラミンを結合残留塩素(けつごうざんりゅうえんそ)と呼んでいて、遊離残留塩素に比べれば弱いですが殺菌や消毒能力を持っています。
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結合残留塩素
塩素処理は、殺菌・消毒のため行われますが、水道水の中には酸化力のある塩素(残留塩素)残っています。
水道水の中に残る、残留塩素には、遊離残留塩素と結合残留塩素(アンモニア、有機性窒素化合物等と結合した塩素)があり、イオン化した塩素とは化学的な性質が異なっています。
「結合残留塩素」には、NHCl(モノクロラミン)、NHCl2(ジクロラミン)などがあります。
水源となる川やダムの水にある排泄物や動植物の死体などを原因とするアンモニアなどは、一般的な浄水場の処理だけでは全て取り除けないと言われています。
遊離残留塩素は、水道水中の取り除けなかったアンモニアなどと反応してクロラミンになりますが、クロラミンの中でも、モノクロラミンとジクロラミンを結合残留塩素(けつごうざんりゅうえんそ)と呼んでいて、遊離残留塩素に比べれば弱いですが殺菌や消毒能力を持っています。
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遊離残留塩素
塩素処理は、殺菌・消毒のため行われますが、水道水の中には酸化力のある塩素(残留塩素)が残っています。
また、残留塩素には、遊離残留塩素(塩素ガス、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン)と結合残留塩素(アンモニア、有機性窒素化合物等と結合した塩素)があり、塩素イオンとは化学的な性質が異なっています。
「遊離残留塩素」は、水道水を塩素で消毒したときに、余った塩素が残り残留塩素となったものです。
残留塩素を水道水にある厄介な物質ととらえると、遊離残留塩素は困った存在ですが、プールなどの施設では、遊離残留塩素の濃度を高め、汚染の原因を防ぐことに役立てています。
とくに「足洗い場」や「腰洗い槽」では、遊離残留塩素濃度を、「50mg/l以上、100mg/l以下」になるよう保持されています。
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安全な水道水
日本の水道水は世界一安全な水道水だといわれています。
日本の水道水は残留塩素の作用によりしっかり消毒されているため細菌などによる汚染から守られているからです。
しかし、生活環境がどんどん変化するに伴って、自然環境もどんどん破壊されていっています。
自然環境の破壊によって自然の水の汚染が進み、今までの水道水の浄化システムでは対応できなくなりつつあります。
人間が生活していくうえで水はなくてはならない存在です。
飲み水はもちろんのこと、洗濯や入浴などあらゆる場面で当たり前に水が使われています。
水道の蛇口をひねると当たり前に安全な水が出てくるのが日本ですが、実は裏では残留塩素などのさまざまな工夫により当たり前に水道水が使えるようにしてもらっているといっても過言ではありません。
水道水の残留塩素の問題を考える上で、私たち自身も今一度水資源について真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
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赤茶けた水道水
残留塩素によって水道水の配管が腐敗したり酸化することがあります。
水道水は、水道管を通って各家庭などに送られますが、鉄で出来ている水道管は残留塩素によって酸化していきます。
最近はほとんど見かけなくなってきましたが、昔は時々赤茶けた水が水道から出てくることがよくありました。
赤茶けた水道水は、水道管のさびが水道水に混じって出てきているために発生していました。
現在では水道管のさびに対する対策がなされて、水道管の酸化を防止するためのコーティングがなされています。
ですが、昔の水道管がまだそのまま使われているところでは、酸化防止のためのコーティング加工がされていないために、赤茶けた水道水がまだ出てくる可能性があります。
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水道水の塩素による初めての消毒
日本において水道水の消毒に塩素消毒が初めて採用されたのは、大正12年に東京、大阪などの水道でした。
東京、大阪などで水道水の消毒に塩素が初めて採用された当時は、水道水の塩素消毒はコレラなどの水を媒介とした消化器系伝染病が流行する時期に限るという条件がついていました。
ただ、それだけでは不時の細菌による汚染に対しての対処が遅れてしまいますので、家庭の水道の蛇口から出る水道水が遊離残留塩素で0.1mg/リットル以上有するように、昭和32年に水道法施行規則によって定められ、現在に至っています。
今では水道水が常に一定の消毒力を有するよう、浄水場で常に塩素の量を調節しながら、実際の水道水の残留塩素の量もチェックされています。
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水道水の残留塩素とトリハロメタン
残量塩素によって金属が腐食すると、トリハロメタン(Trihalomethane)という有害物質が生成されることもありますが、ではいったいトリハロメタンとはどんな物質なのでしょうか。
残留塩素によって生成される可能性のあるトリハロメタンは、メタン(無色、無臭の気体で人に対する毒性はありませんが、塩素と混合させると常温中で直射日光に曝すだけで発火したり、同量の二酸化炭素の21倍の温室効果をもたらす)を構成する4つの水素原子のうちの3つがハロゲンに置換した化合物の総称です。
麻酔薬として有名なクロロホルムもトリハロメタンの化合物の一種です。
トリハロメタンは、水の中に含まれる腐食した金属などの有機物質と塩素が反応して生成されます。
トリハロメタンを体内に摂取し続けると、肝障害や腎障害を引き起こしたり、発癌性や場合によっては奇形児が生まれる可能性も指摘されています。
現在では水道水に含まれているトリハロメタンが、環境汚染物質として世間を騒がせています。
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残留塩素のある水道水はきれいな水?
水道水に塩素がまだ残留している状態を残留塩素といいますが、言い返せば残留塩素がある水ということは、間違いなく消毒された水といえることができます。
では、残留塩素が多いほどその水がきれいな水だといえるのでしょうか。
いいえ、決して残留塩素があるからきれいな水というわけではありません。
残留塩素自体がいろいろな問題を引き起こします。
残留塩素が多すぎると、水自体に塩素臭が強くなります。
また、残留塩素によって水道水の配管や、鍋などの金属製の調理器具の腐食にもつながる可能性が指摘されています。。
残量塩素によって金属が腐食するとトリハロメタンという有害物質が生成されることもありますので、ますます問題をひき起こすことにつながります。
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水道水の塩素による消毒の現状
塩素が強力な殺菌作用に注目され、全国の水道水の殺菌に利用されるようになったのは終戦後からのことです。
水道水の殺菌に関しては、水道水の殺菌に利用され始めてから現在に至るまで、水が汚れれば塩素の濃度をきつくして消毒するといったことが繰り返されてきました。
私たちが利用している飲み水の大元は、河川などの自然の水からひかれています。
自然の水の汚れがひどくなってきている現在、根本的な解決をする手立てもなく、仕方なしに浄水場でも塩素などの大量の薬剤を使用して水を消毒せざるを得ない状態になってしまっています。
水道水としては、体に害の出るぎりぎりで塩素などの薬剤の量が調整されているのが現状の水道水といえます。
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水道水に残る残留塩素とは
残留塩素とは、いったいどういうものかご存知でしょうか。
私たちが日ごろ口にしている水道水の消毒には塩素が使われています。
水道水の消毒に使われた塩素が、水道水から出てくる水にまだ残っている状態を残留塩素といいます。
では、水道水の消毒に使われている塩素の正体はいったいどのようなものでしょうか。
塩素は酸化剤や漂白剤にも使用されていて、常温では刺激臭があり、黄緑色の有毒ガスの一種です。
塩素の持っている強力な殺菌作用で、衣類を白くする漂白剤として利用されています。
また、塩素系の洗剤と酸素系の洗剤を混ぜて使うと有毒ガスが発生して危険なことが、一時期ニュースなどで大騒ぎになりましたので、ご存知の方も多いと思います。
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