近眼:レーシックを知ってますか?
レーシック(LASIK)は、レーザー光線を利用して近視(近眼ともいわれます)、乱視、遠視を治療する視力矯正手術です。
レーシックは、メガネやコンタクトレンズなしで生活したい方や、ドライアイでコンタクトレンズが使えない方、スポーツをするためメガネやコンタクトレンズが使いづらい方など、さまざまな理由で多くの方たちが治療を受けられ、日本でも一般的な手術となりつつある新しい視力矯正手術です。
レーシックは、高精度の医療用レーザーを角膜に照射して屈折を矯正し、角膜や水晶体の屈折異常によって起こる近視、乱視、遠視を治療することができます。
以前はメスを使って視力矯正手術を行われてきましたが、現在はレーザーを使ったレーシックで行われるようになってきました。
強度の近視にも対応でき、手術後に視力が変わったときにも再手術が容易で、効果がでるのが早く、痛みもほとんどなく、短い時間で手術が終わるなどの理由からレーシックは人気があります。
定められたルールに従って手術を行なえば、安全に1.0程度の視力にまで改善させることが出来ます。
レーシックはスポーツ選手や、激しい動きが求められる職業の方、メガネやコンタクトレンズでは不便を感じる方には、とても喜ばれている治療方法です。
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近眼:レーシック手術への不安いろいろ
レーシック手術を受けようかと考えるとき、いろいろな不安が横切ってくるでしょう。
手術で失明することはないの?、手術は痛くないの?、本当に見えるようになるの?などなど、考えはじめると、さまざまな不安が浮かんでくるものです。
しかし、レーシック手術は十分な検査と、確かな医療技術により行われているため不安はありません。
レーシックは、角膜の表面に行う手術なので失明することはなく、国内および海外でもレーシックが原因で失明したという報告はありません。
また、手術は点眼麻酔をして行うため、手術中に痛みはまったくなく、麻酔は目薬のようなものなので、麻酔のときの痛みもありません。
視力の回復は、患者の95%は視力0.7以上になり、患者の80%以上が視力1.0以上にまで、回復しているとのデータがあります。
手術後のケアをきちんとしていなければ、後遺症や合併症が起きることもありますが、眼科医の指示をまもっている限り、レーシック手術は安全で確かな治療法として近眼の方にも役立つでしょう。
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近眼:レーシック手術は受けられないこともあります。
レーシック手術は近視、乱視、遠視の人にとって安全で確かな治療方ですが、レーシックを受けられないこともあります。
レーシック手術は、非常に精密で敏感な器官である目を治療する手術ですので、目に何らかの疾患があるときは手術することができません。
白内障、緑内障、円錐角膜、ぶどう膜角膜、を起こしたことのある人などが該当します。
目の疾患以外でも、糖尿病の方は角膜の再生が遅く、膠原病などでは傷の治りが悪いため、レーシック手術は受けられません。
また、長期にわたりコンタクトレンズを使用している方に多くいますが、角膜の内皮細胞が極端に少ないときや、角膜が極端に薄い方もレーシック手術を受けることができません。
一時的ではありますが、妊娠中や授乳期間中の女性も、手術後に使われる目薬の成分が、胎児や乳幼児へどのように影響するのかわってないため、手術を受けることはできません。
そして、成長期など、近眼が進行中の方は避けたほうが良いため、原則的には20歳以上でなければレーシック手術は受けられません。
たとえレーシック手術を行えなくても、フェイキックIOLや、オルソケラトロジーと呼ばれる治療法もありますので、いろいろ調べてみると良いでしょう。
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近眼:レーシック手術の後と注意事項1
レーシック手術で近眼治療の後は、リカバリールームと呼ばれる専用の待合室で休憩し、診察を受けてからの帰宅になります。
しかし、フラップ(角膜の蓋のようなもの)に異常 (しわになっていたり、フラップしたに異物がある)などのときは、すぐに処置が必要なために、再度手術室に入ることもあります。
また、麻酔が切れると、目の中に異物感を感じることがありますが、3時間ほどで解消されます。
アルコール類は、レーシック手術前日と手術当日の夜は控えなければいけません。
アルコールによって体が脱水症状になるため、涙の分泌量に影響してしまいます。
涙は、角膜を潤すことで、治癒力を高めてくれますし、視力の回復も早まりますので、アルコール類は控えるようにしましょう。
レーシック手術後は、角膜の炎症を防ぎ、感染を予防し、ドライアイをやわらげるための点眼薬(目薬)数種類渡されます。
後遺症を予防するためにも、指示を守ってさしてください。
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近眼:レーシック手術の後と注意事項2
レーシック手術の後は、注意事項を必ずまもってください。
まず、絶対に手術した目をこすらないよう、注意する必要があります。
レーシック手術後のフラップは、全く張り付いておらず、最低でも1ヶ月間は目をこすらないように注意してください。
また、眠るときにも、無意識に目をこすらないよう、透明な眼帯のようなものをつけます。
手術当日は、洗顔や、洗髪など、目に水が入ってしまうことはできません。
翌日の検診で問題なければ許可が出ますので、手術当日はタオルでかるく拭く程度ですませ、安静にしておいてください。
お化粧なども、翌日から目の周りでないかぎり可能になりますが、粉などが目に入らないよう十分に注意してください。
注意事項がたくさんあって大変ですが、近眼を治すためにも頑張りましょう。
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近眼:レーシックの種類(ウェーブフロントレーシック)
近眼を治療する視力矯正手術レーシックにはいろいろな種類がありますが、ウェーブフロントレーシックは、治療する目の形を正確にとらえ、より正確な手術を行うための治療方法です。
ウェーブフロントレーシックは、ウェーブフロントアナライザーと呼ばれる検査装置を使い、これまでは不可能だった細かな歪みを解析しますが、実際に行う手術はケラトームを使ったレーシックや、イントラレーシックと同じ方法になります。
そのため、ケラトームを使ったレーシックと、ウェーブフロントアナライザーを組み合わせた手術方法をウェーブフロントレーシック、イントラレーシックと、ウェーブフロントアナライザーを組み合わせた手術方法を、イントラウェーブフロントレーシックといいます。
ウェーブフロントレーシックの正確な測定が、より高度な視力回復手術につながり、同じ視力でもよりクッキリと見えるなど、近眼を治療するための視力矯正手術の質の向上が期待できるといわれています。
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近眼:レーシックの種類(エピレーシック)
近眼を治療する視力矯正手術レーシックにはいろいろな種類がありますが、エピレーシックはエピケラトームと呼ばれる医療器具を利用するため、マイクロケラトーム使うときより薄いフラップ(角膜の蓋のようなもの)を作ることができるようになりました。
そのため、従来のマイクロケラトームを使かった方法で近眼を治療したくても、視力を回復させる分だけ角膜を削ることができなかった人、とくに強度の近眼の人でも治療手術が行えるようになりました。
また、エピレーシックで作られるフラップは、とても薄くて新陳代謝により新しく生まれ変わるため、近眼治療後2週間ほどでフラップ自体が消失します。
そのため、眼球に強い衝撃を受けるボクシングなどのスポーツを行っても、フラップがずれるという心配がありません。
ただし、イントラレーシックと比べると若干の痛みがあったり、手術後に角膜にニゴリが出ることがあります。
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近眼:レーシックの種類(ラセック)
近眼を治療する視力矯正手術レーシックにはいろいろな種類がありますが、ラセックはエピレーシックと同じく、とても薄いフラップ(角膜の蓋のようなもの)を作ることで、角膜を削る量をおさえた方法です。
ラセックは視力を回復させる分だけ角膜を削ることができなかった人、とくに強度の近眼の人でも治療手術が行えるようになりました。
エピレーシックはエピケラトームと呼ばれる医療器具を利用してフラップを作りましたが、ラセックでは角膜にアルコールをつけ、保護層を柔らかくして膜上皮を持ち上げ、非常に薄いフラップを作ります。
ラセックで作られるフラップはとても薄くて、新陳代謝により新しく生まれ変わるため、近眼治療後2週間ほどでフラップ自体が消失します。
そのため、眼球に強い衝撃を受けるボクシングなどのスポーツを行っても、フラップがずれるという心配がありません。
ただし、アルコールを使用しますので長期的なリスクについては不明ですし、治療手術後の数日間は保護用コンタクトレンズを装用する必要があったりと、
治療手術後の管理がレーシックに比べると手間がかかります。
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近眼:角膜形状記憶解析装置 オーブスキャン
レーシック手術を行うためには、とても精密な検査が必要になってきます。
事前検査でもっとも大切と言われている「角膜厚検査」や、「角膜形状検査」を行う検査装置が、オーブスキャン(角膜形状記憶解析装置)です。
オーブスキャンは、角膜の情報を数十秒の短い時間で測定してくれます。
オーブスキャンが開発される前にはケラトメーターや、マイヤーリング型角膜形状解析装置と呼ばれるものが使われていました。
オーブスキャンは角膜の形を立体的にとらえ、得られた映像をコンピューターで処理して、わかりやすい映像で映し出してくれます。
オーブスキャンが測定した精密な検査結果がレーシック手術を行うための基礎になります。
レーシックとオーブスキャンは、近眼治療のためには重要な最新医療技術と言ってよいでしょう。
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近眼:レーシック手術の後遺症や合併症1
レーシック手術は、近眼の方にも役立つ、安全で確かな治療法ですが、定められたルールに従って手術を行なわなかったり、眼科医の指示をまもらなかったりすると、後遺症や合併症が発生しやすくなります。
「角膜実質内の炎症」は手術後1?2日で、フラップ(角膜の蓋のようなもの)のしたに白い炎症が起きることがあります。
ステロイド点眼薬(目薬)で治療できますが、強い炎症のときはフラップのしたを洗浄する必要があります。
「視力の低下」は、強度近視の方は発生しやすい症状で、手術後、少しずつ視力が低下することがありますが、手術前の視力に戻るわけではなく、0.5?0.8程度の近眼の状態になります。
3ヶ月ほどで視力は安定してくるので、視力が足りないときは再手術することができます。
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近眼:レーシック手術の後遺症や合併症2
レーシック手術は、決まりを守らないと後遺症や合併症が発生しやすくなります。
「ハロー、グレア現象」は明るいものを見たとき、周りにぼやけた光の輪が見えてしまう症状(ハロー)や、とてもまぶしく見える症状(グレア)です。
ハロー、グレア現象は通常なら3ヶ月以内に回復すると言われています。
しかし、強度の近眼の方は、症状が残ってしまう可能性もあります。
「ドライアイ」は、手術後に角膜知覚の低下により、まばたきの回数が減るため、眼球の表面が乾燥しやすくなります。
そのほか、目に強い衝撃を与えることで発生する後遺症などもありますが、対応方法も用意されていますので、後遺症や合併症をおそれずに自分にあった手術を行ってください。
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近眼:レーシック手術の前には精密な検査(1)
レーシック手術はとても繊細な治療を行うため、手術の前には精密な検査が必要となってきます。
目は外から入った光を映像としてとらえる、カメラのような精密な器官です。
手術のときのちょっとしたズレに影響をうけて、シャープな視力が得られず近眼が治らないことになるため、検査にも精密さが必要となってくるのです。
「屈折力検査」は角膜にどれだけ光を屈折できる力があるか調べます。
「視力検査」は屈折力検査で得られたデータをもとに矯正視力の検査を行います。
「眼圧検査」眼球の固さを測定し、眼球内の圧力(眼圧)を検査しますが、正常な値は10?20mmHgほどで、平均は15mmHg程度です。
「角膜内皮細胞検査」は角膜の内皮細胞の状態を調べる検査で、内皮細胞の数が1500以下ではフラップ(角膜の蓋のようなもの)がもとの位置に張り付いてくれないため、レーシック手術が行えません。
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近眼:レーシック手術の前には精密な検査(2)
「角膜厚検査」は、レーシック手術を行ううえで一番大切な検査で、オーブスキャンと呼ばれる検査装置を使用して行います。
「角膜形状検査」は角膜の表と裏の形状を調べる検査で、角膜厚検査と同時にオーブスキャンで検査されます。
「前眼部検査」は、特殊な顕微鏡で角膜や、虹彩や、水晶体に異常がないかどうか検査します。
「眼底検査」は、眼の内部に異常がないか観察します。
網膜の周辺部はとくに詳しく観察することが大切と言われています。
強度の近眼の方は、網膜の周辺部が変化していることがあり、表面が荒れていたり、小さな穴が開いているときには、別のレーザー治療を行ってから、レーシックを行う必要があります。
「コントラスト感度検査」は、薄暗いところや、夜間の対向車からのライトなどの、まぶしい光によって視力が低下していないかどうかを調べます。
また、コンタクレンズを使っている方は、手術の3日?2週間前から使用を中止する必要があります。
たくさんの検査を行う必要があります。
精密な検査がレーシック手術を安全で効果的な治療法にしています。
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近眼:レーシックの種類(ケラトームを利用したレーシック)
近眼を治療する視力矯正手術レーシックには、いろいろな種類がありますが、マイクロケラトームと呼ばれるカンナのような医療器具を利用したレーシックは、最も一般的な治療方法です。
手術はケラトームを使って角膜の保護層を剥いで、フラップと呼ばれる角膜の蓋のようなものを作り、角膜の実質層にレーザーを数秒間照射して、角膜の屈折力を調整します。
手術の時間は、片眼ならは10分ほど、両眼同時でも約20分で終わります。
しかし、ケラトームを使ったレーシックは以前は主流となっていた方法ですが、イントラレーシックと比べると術後にドライアイ等になる可能性が高かったり、角膜が薄い方、近視の度合いが強い方は手術が受けられないことが多いため、新たなレーシックへと治療方法が変わってきています。
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近眼:レーシックの種類(イントラレーシック)
近眼を治療する視力矯正手術レーシックにはいろいろな種類がありますが、イントラレーシックはフラップ(角膜の蓋のようなもの)を作るときにも、レーザーを使う最新の治療方法です。
ケラトームを使ったレーシックは、フラップを作るときにマイクロケラトームと呼ばれる、カンナのような医療器具を使いますが、イントラレーシックはフラップを作るのもレーザーを使うところが違います。
レーザーを使うことで、より正確な形のフラップを作ることができ、フラップを戻すときにもピタリと収まる点が優れています。
また、イントラレーシックは、フラップの作成を全てコンピュータでコントロールしますので、フラップの厚みや、大きさ、ヒンジ(フラップを支える部分)の位置、長さをなど細かく設定できます。
そのため、イントラレーシックの従来のケラトームを使った方法では、角膜の形状が特殊なためにフラップの作成が困難だった方も、安全に治療手術を受けることできるようになりました。
近眼の矯正手術の手順はケラトームを利用したレーシックと同じで、手術時間も両眼でおよそ15分と短い時間で終わります。
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