耳鳴りの検査・治療(1)
耳鳴りはあくまで自覚症状です。
つまり患者さんから話を聞く、すなわち問診が一番重要になります。
例えば内耳性の耳鳴りだと早期発見して治療をはじめたほうが治療効果は断然高くなります。
耳鳴りは片耳かもしくは両耳で鳴っているかも重要です。
両耳の耳鳴りだと一般的にはあまり重篤な疾患は少なくなります。
まためまいや難聴を伴う耳鳴りだと、先ほど述べたメニエール病や突発性難聴などの可能性があります。
さらには痛み止めや抗生剤などの薬の副作用で耳鳴りがおきている場合があります。
そうした場合、薬の服用を中止することで、耳鳴りが消失します。
ほかには交通事故で頭部や頚部外傷を負った場合、数ヶ月後に耳鳴りの症状が表れることがあります。
このようなことを問診で確認すると、耳鳴りの原因が予測されるので、その結果にもとづき検査を行なうことになります。
耳鳴り検査は一般的に次の順に検査します。
1、最初に、耳、鼻、のどを検査します。
2、耳垢や中耳炎がないかを調べます。
3、聴力検査で難聴の程度を把握します。
自覚的に聞こえが悪くなくても、聴力検査で異常が指摘されることもあります。
4、耳鳴り検査で、耳鳴りの気になり方、強さ、高さなどを機械を使って調べ、耳鳴りの治療効果の判定をします。
5、必要に応じて、レントゲン、あるいはCTやMRIで、耳の中や脳の異常の有無をチェックします。
6、血液や血圧の検査などで、高血圧や貧血などがないかを調べます。
7、心因的要素が強い場合は、心理テストを実施しその程度を調べます。
これらの検査をもとに、血圧や血液に異常があれば内科へ、神経あるいは精神的な要素が強いようなら神経科などでの治療となります。
また脳腫瘍や脳動脈瘤などが見つかれば脳神経外科にて治療が必要になります。
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カテゴリー:60耳鳴りの療法
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